住み込みバイトは稼げる⁉︎楽しい⁈ブラックバイト!!!

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結論、住み込みのバイトは稼げる。その中でも1番稼ぎが良いのは、ナイトワークである。

 


https://www.rizoba.com/job/facilities_job/nightwork/?save_srch_param=1

 


↑離島(八丈島礼文島)のナイトワークの求人案内である。

 


時給1500円くらいだから、1日8時間働くと1万2000円/日稼げて、このペースで月20日働くと24万円/月稼げるのだ。住み込みのナイトワークをすると大卒の初任給より稼げてしまうと知って、僕は日本学生支援機構への負債が年々膨らんでいく現状を打破するために大学を辞めて、八丈島への航空券を手に入れた。

 


ただ、ナイトワークは歌舞伎町とかミナミでもできるし、そちらの方が一攫千金のチャンスもあるので首都圏在住の者がわざわざ離島に行くべきかどうかよくわからない。ネットで読んだ伝説によると、歌舞伎町のナンバーワンホストは女の子と呑んだくれた後、タク代の札束をグッチの財布に入れて、その財布ごと女の子に渡してしまうらしい。さらに、ロレックスの限定モデルが発売になった時、キャッシュで3000万先払いして、優先的に回してもらった者もいるというのだから驚きである。僕は一生かかってもそういう金の使い方ができないと思い、絶望のあまりサバの缶詰をストローで吸った。そのサバはまるで8日目の味噌汁のように酸っぱくて、塩辛い味がした。初恋の味だった。

 

住み込みのバイトは、ナイトワークじゃなくても稼げる。時給千円で1日8時間、20日働けば16万円稼げるのだ。さらに家賃(というか宿泊費)と食費は不要である。家賃は月4万だとしても1日あたり1300円である。食費も含めれば、住み込みバイトに行くだけで(理論上)1日あたり約二千円節約できる。

 


時給/日給の罠

 

住み込みバイトでは給料の支払いが時給制と日給制に分かれている。繁忙期(GW、夏休み、年末年始)にいくなら時給制の方が稼げるし、閑散期なら、日給制の方が(時給換算で)稼ぎが大きくなる。

繁忙期は働く時間が長くなるから、例えば日給八千円で10時間働かされるかもしれないのだ。これだと時給800円である。だけど時給制なら、働く時間が長くなるほど稼げるのだ。反対に閑散期に時給制で働くと案外稼げなくて、行方のない鳥のようにフラフラ彷徨うことになるかもしれない。だから閑散期は日給制の方が時給換算で給料が高くなると思う。

 

どんな人が住み込みで働いているの⁇

 

GWや夏休みの短期間だったら、大学生が多い。たまに「会社以外の場所で働いて見たいんですぅ」って社会人の方もいる。

 

それ以外の期間だとガッツリ長期で働きに来ているフリーターと旅人の中間みたいな人が多くなる印象。僕は「職業・旅人」と言ってさまよう生粋の浪人は中田英寿しか知らなかった。なんだけど、俺のバイト先にいた4人のうち3人が旅人で驚いたのを覚えている。「旅先で知り合った女の子とFacebookで連絡を取って一緒にボリビアパラグアイに行った。彼女はその2週間後に上場企業のサラリーマンと結婚した。僕はショックでファミチキを10個食ってから、赤玉ワインをラッパ飲みで立て続けに5本空けて、どん兵衛カップヌードルを生でかじった。次の日の朝、僕は新しいテニスシューズを買いに街に出かけた」と武勇伝を語る男と僕は同じ部屋に寝ていた。彼とはあまり仲が良くならないまま、僕は家に帰った。彼は今どこにいるんだろう。あるいは飛行機に乗って空を飛んでいるかもしれない。彼は旅人なのだ。